つかさ’s blog

時の流れに身をまかせ、人生は死ぬまでの暇潰しだと思っている今日この頃です。

音楽人生の葛藤と自己解決

2022年末から歌手活動を休養していた演歌歌手の氷川きよしさんが17日、東京ガーデンシアターで、約1年8カ月ぶりとなるコンサートを開催したそうです。

氷川きよしさん曰く、この活動休止期間を、自分を見つめ直した1年余と回想し、「これまでの氷川きよしを置いていくのでもなく、KIINAに生まれ変わるわけでもなく、全て自分」としたそうです。

人ってときに頑なになるときがあると思うのですが、そんなときに思い出すのが梓みちよさんの話です。

梓さんにとって、「こんにちは赤ちゃん」は重荷でした。天皇陛下の前で歌って日本初の天覧歌手にもなり、世間では「こんにちは赤ちゃん」の歌手というイメージがついてしまいます。1974年に「二人でお酒を」をヒットさせ、再ブレイクを果たしましたが、赤ちゃんとは正反対の夜の女を演出をさせたことによって「こんにちは赤ちゃん」を封印しました。

しかし、アメリカで「こんにちは赤ちゃん」を歌う機会があって、皆さんが涙を流して聴いてくれたときに今まで歌わなかったことを後悔したそうです。

頑なに考えがちになるときは一度立ち止まって時間を置くと解決できるかもしれません。