「公の施設」の管理を地方公共団体が外部に委ねる場合は、公共団体、公共的団体及び地方公共団体が出資する第三セクターなどに限定されていましたが、議会の議決を経て指定された民間事業者を含む幅広い団体(指定管理者)に委ねることが可能になりました。
しかし、この指定管理者ってほとんどが以前の第三セクターの事業者が行っているわけで、形式的には入札を行ってはいますが、利益が出ないところに民間が参入するわけがないんです。
地方の指定管理者にも規模の違いがありますが、補助金があるから運営されているだけでなければ普通に倒産しています。
指定管理者の決算、地方公共団体の評価も表面上は問題ないように見せていますが、統廃合させるべきところはいっぱいあります。